かつての乙女らが‷宝塚歌劇を観劇‴
初冬の12月5日、FL兵庫(女性の会)主催による宝塚歌劇観劇ツアーが実施されました。このツアーには神戸を始め阪神、三田方面などからかつての乙女ら25名が参加し楽しいひと時を過ごしました。観劇が初めての私も取材を兼ねこのツアーに参加させてもらいました。
今回の宝塚歌劇団星組の公演は「ディミトリー~曙光に散る~、紫の花~」、主演は礼 真琴・舞空 瞳、公演の物語は13世紀のジョージアを舞台に、ひとりの女性への愛を貫いた青年の姿を描くドラマティックな歴史的物語である。舞台の大きさに華やかで煌びやかな衣装、感情あふれる圧巻の歌唱、力強い情緒あふれる演技、躍動的な華麗なるダンスなどに多くの参加者が魅了され、感動されたのではないでしょうか。
観劇前には宝塚ホテルで食事。途中、長舩信二支部長より「コロナ渦、皆さんにお会いすることが出来て大変嬉しく思います。今日一日楽しくお過ごし下さい」との挨拶があり本日のランチメニュー「ビーフシチュー、有頭海老フライ、ハンバーグ、スープ、ミニサラダ」などを時節柄マスク会食で静かにホテル料理を美味しく味わいました。
参加者の中には初めての人、50年ぶりの人、幾度も訪れている人など様々。舞台終了後、出会った時から少し目立つ白っぽい洋服を着ておられた女性が気になって今日の感想などを尋ねてみることに。その女性は西宮市から来たという井上明子さん。洋服は縁あっていただいた春日八千代さんのスーツであること。更に話しているとNHKホールで行われた宝塚歌劇団100周年&桂由美50周年記念ショー「輝きのとき」のテーマ曲を作詞作曲されとのことなどただただ驚くことばかりで言葉が出ない。今も作曲家・音楽評論家・歌手として活躍され、また、井上歌唱塾を続け多くの方々に音楽の楽しみや指導などをされているそうです。
その井上さんが「宝塚はいつ見てもとても素晴らしい夢の舞台です。乙女のような気持になりに、若返ります。企画された方々に感謝いたします、ありがとうございました。」とたんたんと話されていたことも印象に残る取材でありました。
終了後、今回のツァーに際しFL兵庫の宅間博子代表は、「多くの方々にこのツアー参加いただき有難うございました。今回は、新型コロナウイルスの影響により兵庫全体でこの宝塚歌劇観劇ツアーを実施いたしました。感染状況が許すなら従来のように各ブロック毎(神戸・阪神・北阪神、姫路・加古川、但馬)で様々な特色ある行事を実施していきたいと思っております。その時にまたお会いいたしましょう」と語っておられました。 編集担当 若林 英男
FL兵庫 宝塚劇場 観劇ツアー
2022.12.5